フォームでマウスホイールを無効にする方法
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解説
Access 97でもフォームなどはマウスホイールでスクロールさせることができます。
しかし、ホイールで動くのは困るとおっしゃる方もいます。ActiveXを作ることができる人や入手することができる方であれば
[ACC97] マウス ホイールを使用してフォームのレコードをスクロールできないようにする方法
があります。
でも、入手できない方やActiveXなんて使いたくない!(なんて人がいるかどうかわかりませんが)という人は、2000以降で使える[ACC2000] マウスのホイールでフォームのレコードをスクロールできないようにする方法
を使ってみたくなります。
しかし、このコードは97でそのまま使えません。内容を見ていくと97で使えないAddressOfとRaiseEventがあります。
AddressOfについては技術情報 26で解決できます。
RaiseEventは特にイベント発生させて処理する必要もないので無視できます。 -
手順
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下記のAPIを定義します。
CallWindowProc SetWindowLong
- マウスホイールイベントを処理するためのウィンドウプロシージャを作成します。
- フォームの読み込み時イベントで[No.2]で作成したウィンドウプロシージャのアドレスをフォームのウィンドウハンドルとともにSetWindowLongに渡しウィンドウプロシージャを置き換えます。
置き換えた元のウィンドウプロシージャのアドレスは保存しておく必要があります。(SetWindowLongの戻り値です) - フォームの閉じるときイベントで[No.3]で置き換えたウィンドウプロシージャを保存しておいたウィンドウプロシージャに戻します。
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その他
AccessのVBAおよびAPIの知識が必要です。
2000以降だとVBEを1度でも開くとおかしくなりますが、97では問題ないです。
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フォームでマウスホイールを無効にする方法のサンプル
1 ファイル 28.36 KB
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